猫ちゃんのかかりやすい病気について🏥とシニア猫ちゃん健診のすすめ🐱

20.1.30

もうすぐ2月🐱🐶

今回は猫ちゃんの病気と、シニア猫ちゃん健診についてお話ししたいと思います。

 

猫ちゃんの病気で一番多いのは、下痢嘔吐食欲不振などの消化器疾患です。

何か大きな病気が隠れていないか調べていき、特に異常が見つからなかった場合、

過ごしている環境の見直しをしたり、食事の見直しをしたり、

お薬やサプリメントなどを使って様子を見ることになります。

 

そして次に多いのは、膀胱炎腎臓病といった泌尿器疾患です。

その中でも、腎臓病は3頭に1頭の猫ちゃんにみられる病気だと言われています。

膀胱炎は、若い子からお年の子までが同じような割合で発生しますが、腎臓病は年齢を重ねるごとに、

その発生の割合が多くなっていき、7~8歳頃から特に増え始めます。

また、腎臓病の進行はゆっくりで、あまりはっきりした症状がないまま進んでいくため、発見が遅れてしまいがちです。

さらに、一度腎臓病になると完治することはありませんので、できるだけ早期に発見して、

早いうちから療法食などを始めて、できるだけ進行を遅らせることが重要になってきます。

 

そこで、2月22日(猫の日)を挟んだ

1か月間、2月3日から3月9日まで、

“シニア猫ちゃん健診のすすめ”キャンペーンをしたいと思います。

🏥内容は🐈

🐱7歳以上の猫ちゃん対象

🐱身体検査、尿検査(一般検査+尿蛋白クレアチニン比測定)、

血液検査(血液一般検査、生化学検査+SDMA測定)

🐱費用: 12,000円(通常より3000円ほどお安くなります)

 

🍀一般的な尿検査や血液検査だけではなく、尿蛋白クレアチニン比SDMA測定を組み合わせることで、腎臓病の早期発見と進行段階を判断して、今後どのようにしていけばいいかをお話ししていきます。

尿蛋白クレアチニン比とは、腎臓病を悪化させる原因の”尿中に漏れ出した蛋白質”を正確に評価する検査です。

SDMAとは、評血液検査項目の一つで、腎臓病を早期に発見するための腎臓病マーカーです。

 

シニア猫ちゃん健診は、予約は不要で、尿を1.5mlくらい取って来ていただき、外来で身体検査と採血を行っていきます。

検査結果は約1週間後に、外来で結果のお話をしていきますが、予約診療時間の予約をお取りいただいても結構です🐾

芦屋🍃こもれび動物病院